ある種の微細藻類とシアノバクテリアからの バイオ燃料</ strong>の生産は、農作物を用いた第1世代・第2世代のバイオ燃料生産と比べて持続可能性が高く、最も有望な代替手段です。下水を使用するため汽水や海水が不要で、農地を使わないため農作物生産と競合せず、毎日収穫することができます。また微細藻類は温室効果ガスCO ₂ 消費するため、栽培プロセスも環境に優しいのです。</ p>

スペインの大学と研究センターによる数十年の基礎研究を基に、微細藻類由来のバイオ燃料生産を産業的に利益のあるものにしていこうと、アルガエナジーは科学的に技術的に責任をもって歩んでいます。実際、エネルギーポテンシャルが高く、さまざまな優れた特性を備えているこのバイオ燃料をすでに生産していますが、現在は生産コストの削減段階にあります。</ p>

この目的のために開発された研究開発プログラムは、バリューチェーン全体をカバーしています。 これには、初期値の大量の脂質と炭水化物を含むさまざまな微細藻類の選択と遺伝子操作（一部特許取得済み）、拡張可能で最適化された生産プロセスの確立、より効果的で競争力のある新しい抽出方法の開発が含まれています。</ p>

さらに、微細藻類は薬剤の開発を可能にする無尽蔵の活性化合物源といえます。なぜなら微細藻類は地球上に30億年間存在してきた単細胞生物としてあらゆる生存条件に適応するために、無限の生化学的豊かさを必要としてきたからです。何百もの科学出版物が、あらゆる種類の病理、ウイルス、さらにはある種のがんと戦える可能性を指摘しています。これが確認されるのは今後数年、数十年が必要です。しかしアルガエナジーはこの分野の著名な多国籍企業と協力して研究に取り組んでおり、これまでに得られた経験と結果から確かな希望を持っています。